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彼が重視していた「間」、その究極とも言えるものが、少々時間をさかのぼりますが、1992年にルーマニアのブカレストで行われた「デンジャラス・ツアー」のオープニング。このとき、マイケルは、オープニングでステージに登場してから、なんと1分39秒、立ったまま微動だにしませんでした。

 そこから首だけ舞台下手に振って7秒。さらにたっぷり11秒も時間をかけてサングラスを取り、その直後、ターンを決めて一曲目の「Jam」を歌い始めたのは、ステージ登場から2分も経ってからのことでした。

 この間によって観客は大興奮状態に。歌いだす前から何人も失神者が続出し、スタッフに運び出されていました。

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